(財)建設物価調査会「下水道工事積算の実態」に準拠した、部掛を表に示します。
表-1 プレホールの施工歩掛
マンホールの呼び方 | 労力(人) | トラッククレーン | 適用範囲深さ (マンホール深さ) |
備考 | ||||
世話役 | 特殊作業員 | 普通作業員 | 小器材費 | 運転時間(日) | 吊能力(t) | |||
ミニ(楕円) 0号マンホール |
0.20 | 0.20 | 0.40 | 6% | 0.20 | 4.8~4.9 | 2.0m以下 | |
1号マンホール | 0.25 | 0.25 | 0.50 | 6% | 0.25 | 4.8~4.9 | 3.0m以下 | |
2号マンホール | 0.32 | 0.32 | 0.64 | 6% | 0.32 | 4.8~4.9 | 4.0m以下 | |
3号マンホール | 0.45 0.49 |
0.45 0.49 |
0.90 0.98 |
6% | 0.45 0.49 |
4.8~4.9 | 4.0m以下 4.0mを超え5.0m以下 |
|
4号マンホール | 0.83 | 0.83 | 1.67 | 6% | 0.83 | 15~16 | 15~16 | プレホール 工業会規定 |
5号マンホール | 1.25 | 1.25 | 2.25 | 6% | 1.25 | 25 | 25 | プレホール 工業会規定 |
- (注)
- 本歩掛は、ふた、枠の据付けを含みます。
- 適用マンホール深さの範囲を超える場合は、労力およびトラッククレーン賃料を下表により補正します。
(表-1の値に1m毎に下表の値を加算します) - トラッククレーンの吊能力は以下を標準とします。
・ミニ(楕円)、0号、2号、3号は4.8~4.9t吊
・4号マンホールは15~16t吊
・5号マンホールは25t吊
マンホールの呼び方 | 世話役 | 特殊作業員 | 普通作業員 | トラッククレーン運転時間(日) |
ミニ(楕円)・0号 | 0.01 | 0.01 | 0.02 | 0.01 |
1号 | 0.01 | 0.01 | 0.02 | 0.01 |
2号 | 0.02 | 0.02 | 0.04 | 0.02 |
3号 | 0.02 | 0.02 | 0.04 | 0.02 |
※4号および5号マンホールについては、表-1の値に1m毎に0.05を加算補正します。
4)特厚形は、直壁の重量比で補正します。
(重量比)1号:1.35 2号:1.27 3号:1.22
※特厚形の施工歩掛補正(例)
(1号マンホール)(マンホール深さ10m)の場合
世 話 役 =(0.25 + 0.01 × 2m)+((0.01 × 1.35) × 5m)
普通作業員 =(0.50 + 0.02 × 2m)+((0.02 × 1.35) × 5m)
1号基準歩掛 1号補正値 補正深さ 1号補正値 1号重量比 補正深さ
標準の補正 特厚形分補正
(適用深さ5mまでの補正) (適用深さ5mを超えた分の補正)